キャディさんを甘く見てはなりません

ゴルフはキャディと一緒に回りますが、基本的に自己申告のスポーツです。OBラインを少しだけオーバーしていたが勝手にOKにして打ったなどということは、本来あってはならないことです。またマークを外してボールを置き、パットを決めるプレーのときにも少しだけ前にボールを置いたなどという場合もあるいはあるでしょう。同伴者の指摘がなければそのままプレーが続行されますが、しかしキャディさんは何も言いませんが実は見逃していません。

キャディさんは決して不正をしたことを指摘しないのは、そうするとプレイヤーが不機嫌になることが分かっているからです。そのためキャディさんは初めてのお客さんであった場合などは、どのような性格を持っているかを見極めようとプレイヤーの行動をよく見ています。ですからたとえ少しでもOBラインを超えていたら、これはどうだろうと判断を仰ぐのも1つの手で、ジャッジが難しいときは自分の判断でなくキャディさんを呼んだ方が得策です。これらの事情を知らないプレイヤーは、「今日のキャディは全然見てないな」「ゴルフを知らないな」などと言ってはいけません。見て見ぬ振りをしてくれているだけなのです。こういうプレイヤーをキャディさんは嫌います。

スコアが良いときは紳士的でも、一旦スコアが悪くなると、不機嫌になったり態度が悪くなったりするプレイヤーをキャディさんは多く知っています。ですから初めて付いたプレイヤーがどんな性格なのかをしっかり見極めていて、スコアが悪いときこそ本性が出ることを知っていますから、プレーや心の調子を整えるように努め、神経を遣ってくれているのです。キャディさんは決して軽く見てはなりません。