初めての作業服は「ツナギ」でした

自動車の整備がしたくて、18歳から整備のための専門学校に入学しました。その時に親戚の人からいただいた作業服が「ツナギ」でした。他県に出て寮住まいの生活をしながらの学校生活です。高校は普通高校でしたし、親は事務系のサラリーマンでしたから、家にはツナギなどはなく初めて袖を通してみたものです。

父母は少しの田んぼと畑をする時に、作業服らしきものを着ていましたが、それは日常着たものの古くなったものでした。以前はみんなそうでしたよね。古くなって傷んでもそんなに簡単には捨てず、綻んだところは縫い付けたり、あて布を当ててミシンをかけたりして着ていたものです。そんな風でも、周りの人みんなが同じ様なことをして暮らしていましたから全然気になりませんでした。傷んだものは補修して使うということが当たり前の時代でした。
さて、「ツナギ」という作業服はよく考えて作られていました。もちろん必要が生んだ作りなんですが、生地も綿100パーセントでしたけど、とにかく丈夫なんです。(後からポリエステルとの混紡などもあることを知りました)作りは、胸ポケットやペン刺しなどと後ろポケットがあり、腰部分の脇にはウエスト調整用の金具がありました。腰回りがだぶだぶしないようにできるもので、仕事をする時には動きやすくなりますし、大好きです。作業服はいろいろな職業に合わせたものがあるでしょうが、私は何の作業をする時も、簡単に着れる「ツナギ」を着てしまいます。