焙煎の難しいコーヒー豆の奥の手

コーヒー二回にわたってコーヒー豆を焙煎することをダブル焙煎といいます。
その目的はさまざまですが、これで難易での高いコーヒー豆もだいぶ炒りやすくなります。コロンビアなどの肉厚で火が通りにくいコーヒー豆は焙煎が難しいのですが、たとえキューバやブラジル産などの焙煎が用意とされる豆でも、含水量にばらつきがあると均一に煎るのが難しくなってきます。これを解消するために活用できるのがダブル焙煎です。文字通り、二度にわたって焙煎を行う方法です。これは特に難しいテクニックではなく、最初のハゼの手前で一回目の焙煎をやめ、完全に冷やしてから2回目の焙煎に入り、目的の深さまで煎りこみます。
一度火を通すことで冷却の間に豆の水分量が揃い、煎りやすさが向上します。もしそれでも煎りにくいようなら、一回目の焙煎度の冷却時間を一昼夜と長くとるようにします。ダブル焙煎したコーヒー豆と、普通に焙煎した豆を比べると、同じ煎り具合でも味は異なります。ダブル焙煎の方は酸味が抑えられ、苦味が強調される傾向にあります。